7月1日未明、JRの寝台特急「サンライズ瀬戸・出雲」の車両から煙が出るトラブルがあり、およそ3時間半にわたって滋賀県内に停車しました。この影響で、1日夜出発の下りのサンライズは運転取り止めとなっています。

JR東海によりますと、1日午前1時50分ごろ、東京に向かっていた「サンライズ瀬戸・出雲」が滋賀県内を走行中、乗客から「5号車のゴミ箱付近で煙が充満している」と申し出があり、デッキ部分の配電盤から煙が出ているのが確認されました。

列車は安全確認のためおよそ3時間半にわたって停車し、午前5時30分ごろJR近江長岡駅に移動し乗客を降車させたということです。

乗客約300人にけが人や体調不良者はなく、近江長岡駅から米原駅に移動後、新幹線で東京に移動したということです。

この影響で、1日夜東京を出発する予定だった下りのサンライズ瀬戸・出雲が運休となっています。