※6月26日午後6時15分~の「わっち‼News」で放送した内容になります。青森市には26日午後8時14分に再び「大雨警報」が発表されました。
午後にまとまった強い雨が降った青森市と八戸市に、一時「大雨警報」が出されました。野辺地町では、1時間に40ミリを超える激しい雨が降りました。建物への浸水などに警戒が必要です。
鳴海秀都 記者
「午後2時半頃の弘前市です。後ろが霞むほどの雨が降り続いています」
弘前市では雨が強く降り、午後2時過ぎにも関わらず辺りが薄暗くなったため、車はライトをつけて走行しました。
青森市とともに一時「大雨警報」が出た八戸市では、午後4時ごろ、道路が冠水し、一時、通行止めとなった場所もありました。
今野七海 記者
「八戸市長苗代にある高架線下の道路です。雨で動けなくなった車もあったということですが、今は水が引き、先ほど通行止めが解除されました」
この大雨は、前線や暖かく湿った空気の影響で所によって激しい雨が降りました。
県内では、午後2時以降で1時間に降った雨の量は野辺地町で40.5ミリ、弘前市岳で39ミリ、それに青森と八戸で27ミリを観測しました。いずれも6月の観測史上最大です。
この激しい雨で、JRは五能線が青森と秋田駅の間で運転の見合わせが出ています。
また、八戸線の八戸から鮫駅の間と、大湊線の野辺地から大湊駅の間でも運休が発生しました。
午後6時前に青森市と八戸市に出されていた「大雨警報」は解除されました。
明日27日(金)は次第に高気圧に覆われるため、晴れる所が多くなる見込みです。