沖縄戦などで命を落とした24万人あまりの名前が刻まれている平和の礎について、19日からインターネットで戦没者の名前などが検索できるようになりました。

これは玉城知事が会見で発表したもので、これまで平和の礎に刻まれた名前は、現地の検索機を使うか、県に問い合わせるしか調べる方法がありませんでしたが、19日から県のホームページでも検索できるようになりました。



検索ページは、氏名や出身地などから刻銘者を調べることができるほか、英語や中国語、韓国語など多言語に対応しています。

▼玉城 知事
「時間や場所の制約なく、世界中どこからでも、平和の礎にアクセスができるようになりましたので、このシステムを通して、平和を希求する沖縄の心をより一層強く、世界に発信してまいりたいと考えております」

また今月23日の慰霊の日には石破総理をはじめ、衆参両院の議長と最高裁判所の長官を招待していることも発表されました。

三権の長がそろって式典に参加するのは、1995年以来30年ぶりだということです。