北アルプスの白馬岳で、岐阜県と愛知県の69歳と48歳の男女が、17日午後、救助されました。
雪渓で行動不能になったということです。

救助されたのは、岐阜県各務原市に住む69歳の無職の男性と、愛知県豊明市に住む48歳の無職の女性です。

大町警察署によりますと、2人は、17日に、白馬村の猿倉登山口から入山して白馬岳を目指していましたが、標高およそ2600メートルの小雪渓の上部で、動けなくなり、午後3時半過ぎに救助を要請したものです。

2人は、午後6時前に県警のヘリコプターで救助されました。

いずれもけがはないということです。

2人から詳しい話を聞いていないことから、行動不能になった理由はわからないということですが、警察では、疲労による可能性もあるとしています。