晴れ・曇りでも痛くなる!? 天気痛の原因は“低気圧”だけじゃなかった
こうした天気の変化による頭痛や体の不調は「気圧」が大きく関係しています。
しかし、その原因はよく言われる「低気圧」だけではないんです。
天気痛になりやすい気圧配置は「気圧の変化が大きくなるとき」です。
低気圧や前線が近づいていて気圧が下がるときだけでなく、低気圧や前線が離れて高気圧が近づく時も、気圧が急に上がることで不調が出ることもあります。
つまり、「低気圧・前線が近づく雨の日」=「天気痛が起こる」と捉えがちですが、必ずしもそうとは限らないということ。
実際に、民間の気象会社が行った「天気痛が起こるのはどんな日が多いか?」というアンケート調査を見てみると、「雨の日」が37.2%、「曇りの日」が29.9%、「晴れの日」は2.4%、「あまり関係ない」が30.5%という結果に。

「雨から曇りへ」天気が回復する際、気圧が上がることで体調を崩す人も一定数いるようです。