青森県六ヶ所村で16日午前、ごみ焼却施設を焼く火事がありました。施設は3つの町と村が合同で運営していて、明日17日以降、家庭ごみの受け入れが停止となるなど2万5000人を超える住人に影響が出ます。

火災発生から4時間、施設からは絶え間なく白い煙が上がっています。

火事があったのは、六ヶ所村尾駮にある「ごみ焼却施設」です。

16日午前9時半ごろ、この施設を運営する北部上北広域事務組合の職員から消防に通報がありました。

消防車両20台以上が出動して、火は約8時間後に、ほぼ消し止められました。

クリーン・ペア・はまなす 杉本英樹 所長
「最初の段階で(施設の中で)火が見えたという話は聞いている。破砕したあとの鉄くずとかが原因で火災が起きたと聞いている。通常は火災が起きるところではない。まれに破砕したあとの火花が飛び散って、ほこりなどに引火することも全くないということはない」

この施設では六ヶ所村のほか、横浜町と野辺地町のごみを焼却していますが、火事の影響で、横浜町では明日17日以降の家庭ごみの収集ができなくなるなど、2万5000人あまりに影響がでる見込みです。

警察によりますと、火が出た当時いた従業員は全員避難して無事でした。