県の大塚大輔副知事が、今月末で退任することが分かりました。後任は、大塚副知事と同じ総務省から起用される見通しです。
関係者によりますと、今月末で退任するのは、大塚大輔副知事(52)です。大塚さんは鳥取県出身で、総務大臣秘書官や国土交通省大臣官房参事官などを経て、2023年7月から副知事を務めていました。副知事の任期は4年ですが、国から迎える副知事は、任期を残して交代するのが慣例となっています。
一方、新しい副知事には、総務省地域自立応援課長の寺田雅一さんが起用される見通しです。寺田さんは、滋賀県出身で、愛知県の財政課長や総務省の地方議会企画官のほか、2014年から2018年まで、鹿児島県の総務部長を務めていました。
人事案は、今月26日に開かれる県議会最終本会議に提案される見通しです。