「私たちみたいに80歳ぐらいまで夫婦で」 “母”から“息子に”

長く夫婦で現役で。前野さんが山口さんに望むことです。

前野玲子さん「夫婦で仲良くね、私たちみたいに80歳ぐらいまではしていてほしいなと思います。また行きたいなと思いました」

そして、山口さんは喫茶店の未来をより明るいものにしたいと意気込みます。

喫茶 水鯨・山口修平さん「今カフェとかコーヒースタンドが新しくできていっているんですけど、同じコーヒーでも喫茶店は紙コップではなく陶器のコップでコーヒーを楽しむ。喫茶店の空間をやっぱり残したいので、日本喫茶文化協会をすることによって喫茶利用の向上が目的なんですよ。いろんな行きたいなという魅力のある喫茶店をどんどん残すことによって、喫茶店に行く習慣をどんどん増やしていきたいというところが最終的な目標になるんですかね」

見直され、ブームとしてとらえられることもいまでは多い「レトロ喫茶」

お店が継がれることなく廃業する現実もある中ですが、古き良き憩いの場を残そうという熱意の源が、大阪の下町に存在しています。