「違い感じない」飲食店で広がる“輸入米”
⻑引くコメ価格の高騰を背景に、小売や外食の現場では、「輸入米」を扱う動きが広がっている。
ランチタイムで賑わっていたのは、東京・千代田区にある『食堂 新(あらた)』。
看板メニューの「鯖の黒煮定食」(950円)は、継ぎ足しのタレで2日間煮込んだサバとご飯の相性が抜群だ。

『食堂 新』平野 新さん:
「定食メニューを1000円を切れるか、1000円に近い価格で出せるように、たぶんしばらくは“カルローズ米”でいくのかなと思う」

店で使っているのは、仕入れ値「5キロ・2900円」と国産米に比べ割安のアメリカ産カルローズ米。コメの価格が上がりだした1年半前に国産米から変更したという。
男性客:
「劇的に違うという感じはしない。むしろ外国産でもいいのかもしれない」