西表島ではコメを生産しているが…
コメの価格高騰が止まらない西表島では実は、稲作が行われている。沖縄農林水産統計年報によると、年間250トンほどのコメを生産している。なぜ高いコメを買っているのだろうか。
▼コメ農家 大浜一将さん(竹富町議)
「島で作ってるお米は、逆に島外にすごく安くで売りに出され、島外から高いお米がやってきてそれを島の人が食べるという状況が起きている」
西表島では流通の発達とともに、島でとれるコメは主に島外へ輸出してきた経緯がある。現在は15の農家がJAを通してコメを販売していて、島で販売されることはほとんどない。

「(かつては)おそらくJAさんの存在あって、島の食糧事情もたくさん助けてくれたのもあったと思いますが、今の時代は色々変わってきて、大きなところに一括で出す以外にも、地元の人に直接届けるのも必要になっている時代なのかなと思う」