食い違う主張 「指示は一切していない」

これに対し、斎藤元彦知事は「漏えいに関するような指示というものは一切してないというのが私の認識です」と自身の関与を強く否定し、報告内容と自身の認識との間の「食い違い」が浮き彫りとなっています。

かといって斎藤知事は矛盾を解消するための追加調査の実施などは否定し、「懲戒処分ということで、一定の結論を出させていただいた」と述べました。食い違いを残し、決着がつかないまま県政が進むことになるのでしょうか。今後の県議会の動き方も含めて、地方自治に詳しい専門家らと考えます。