いよいよ迎えた最終日 次回開催国はインド

世界バラ会議の最終日。次回の2028年の開催国・インドのバラ愛好家は福山の取り組みが参考になったと言います。

インドのバラ連合会員 ディパ・プラカッシュさん
「(私が一番参考にしたいと考えたのは)市民のみなさんや子どもたちの、この大会への関与。色々な関わりを私たちも持ち帰って参考にしたい」

主催団体でもある世界バラ会連合のトップも福山大会を評価しました。


世界バラ会連合 ダイアン・ヴォム・バーグ会長
「参加国から来たメンバーはどれだけ福山がバラを大事にしていて、それを愛や平和や友情の象徴として大事にしているかを伝えてくれると思っています」

福山の食材が並んだディナーを囲み、互いに別れを惜しみます。「大会を記念するばら」が5カ国、38種類の応募の中から発表されました。

病害虫への強さや福山の気候に合うことなどが評価されフランスの企業が作ったバラに決まりました。今後、福山市内のバラ花壇で普及されます。

福山市 枝広直幹 市長
「私は大会を通じて、バラという美しい花が国境を越え、人と人とを結びつけ、平和を希求する力を持っていることを改めて実感しました」

バラについて学びバラを通して世界と交流した福山の7日間は、インドに引き継がれます。