「平成のしっぽ」や「コスメ」も
では、イマドキ女子高生は<どんなモノをつけて自分をアピールしているのか?>
“じゃらじゃらスクバ”の女子高生50人に聞きました。

「推しのカラーと(モンスターズ・インクの)サリーが水色なので、水色多め」(高3)
「全部ちいかわのモモンガ」(高2)
特に多かったのは、【推しのアイドルの色】や【好きなキャラクター】で統一するなど“自分の好きなモノをアピール”する子たち。

続いて人気だったのが、平成に流行っていた懐かしいアレ。
「平成ぽいギャルっぽいものが流行ってて、私も“しっぽ”が可愛いなって」(高2)
「イマ流行ってる“たまごっち”」(高1)

「ファーしっぽ」や「たまごっち」などが【平成レトロ】としてバックチャームに。
さらには、チークやリップグロスなどの「コスメ」がバッグにつけられるように進化した【チャームコスメ】。
国内最大の化粧品口コミサイト「@cosme」で、<じゃら×2チャームコスメ>が2025年上半期トレンド予測に入るなどイマ話題のアイテムです。

重くても汚れても「可愛いから良し」
それにしても、あまりの“じゃらじゃら”に気になるのが、「重さ」。
大きなぬいぐるみ3個を始め、大量にぶらさげたバッグを量ってみると“5kg超”の子も。それでも…

「肩痛いけど、重くてもやっぱ可愛い方が重視なんで」(高2)
「当たるから邪魔ではある。でも可愛いから良し!」(高1)
また、ずっとつけているので「汚れ」が気になるキーホルダーも。それでも…

女子2人組:
「時には洗います」
「それな」
じゃらじゃらで「パレード流してテンアゲ」
そんな大人気の「バックチャーム」をつける理由は、他にもあるようです。

「気分が上がるっていうか、学校は鬱だけど、でも“スクバ可愛いからちょっと行こうかな”みたいな」(高2)
「推しをつけてるけど、そういうの見るとモチベにもつながるし、“学校でも推し見られると授業頑張れる”」(高1)

たたくと“音楽が流れて光る”ミニーマウスモチーフのリングをつけた高2女子は、
「パレードできます。『ほんとに人生つらいな』って思ったらパレード流したらもうテンアゲ」

好きなもので“個性”を表現して、毎日を楽しくするきっかけに。
時代が移り変わっても、女子高生が好きなものは変わらないようです。
(THE TIME,2025年5月27日放送より)