18日から能登半島地震の復興状況を視察されている天皇皇后両陛下の長女・愛子さま。初の被災地訪問には、どんな思いがあったのでしょうか?

愛子さま被災地へ初訪問 勉強熱心な公務への姿勢

山形純菜キャスター:
愛子さまは、5月18日から能登を訪問されています。公務で災害・被災地を訪問されるのは、今回が初めてということです。単独公務で言いますと、2024年から回数を重ねて、今回で6回目となります。

TBS報道局 社会部 米田祐輔記者:
今回、愛子さまは初めて被災地を訪問されたのですが、かなり強い思いで行かれたと伺っています。

それが如実に出たシーンがありました。元々お声がけするはずだった施設の中の人たちだけでなく、施設の外に集まっている一般の方々にもお声がけをされるというシーンがありました。これは元々予定されていた行動ではなかったので、現場もかなりびっくりしたと思います。

山形キャスター:
目線を合わせてお話されているのも印象的でした。

TBS報道局 社会部 米田祐輔記者:
高齢者の方もいるので、愛子さまが腰をかがまれて、目線を合わされて、お話されていてすごく印象的でした。

スポーツ心理学者(博士) 田中ウルヴェ京さん:
本当に素敵だなと思うのが、表現が難しいのですが、質問の力が本当に素敵です。知的好奇心がちゃんと後ろにおありなのか、当事者にしかわからないようなことを聞いてくださる。

私はスポーツ選手だったので、皇室の皆さまとお目にかかる機会もあり、お父様が浩宮さまだった頃にもそうでしたが、「この質問をしてくださるんだ」ということを聞いてくださる。

「そこに好奇心を持ってくださるのか」というところが、愛子さまにも感じられますよね。

TBS報道局 社会部 米田祐輔記者:
愛子さまの公務への姿勢ですが、とにかく勉強熱心でどういった人と話すか事前にしっかりとお話をされた上で臨まれていたということがわかりました。また、事前に資料を読み込み、公務に臨まれていると感じました。