最近の学校の防犯対策は?「ネットランチャー」「通報システム」導入も

常葉大学教育学部 木宮敬信教授:
最近の学校では、さすまたなどの他に、ネットランチャーなどの防犯器具を常備する学校も増えてきました。また、各教室から職員室に直接連絡ができるような通報システムを設置している学校も出てきています。
事件があった附属池田小学校では、校舎内に300か所以上押しボタンをつけていますし、各教室にも4つぐらい非常用押しボタンが付けられている状況です。
日比キャスター:
いざというときに向けた訓練なども実施していますか?

常葉大学教育学部 木宮敬信教授:
ほとんどの学校では、不審者対応マニュアルを作っていて、それに沿った訓練を行っています。ただ、子どもたちが参加する訓練というのは少なく、大体が教職員が研修などの場で訓練をするというパターンが多いです。
想定している訓練は、不審者が単独の場合がほとんどなので、今回のように複数だった場合の対応などについては、今後、検討していく必要があると感じました。