名古屋市以外でも相次ぐ水道料金の値上げ
近年、こうした老朽化した水道管を取り替える工事費は高騰。さらに、愛知県では県内49市町村に水道用水を卸売りしている「県営水道」が、去年10月に1立方メートルあたり2円の値上げ。
来年4月にも値上げを予定しています。これに伴い、名古屋市以外でも水道料金の値上げが相次いでいます。
長久手市・豊明市など5つの市町に水道水を供給する愛知中部水道企業団は来月、水道料金を平均20.4%値上げ。
また岡崎市では、ことし10月、平均9.7%値上げします。


一方、蒲郡市では先月1日に料金改定をし、今月分から水道料金は平均で5.7%の値上げです。
背景には人口減少などで水の需要が減る中で、工事費などのコストが高騰し、今までの料金では2028年度には、累積で9億7800万円の赤字となり、事業運営ができなくなる見込みとなったことがあります。
