ゴールデンウィークもいよいよあす6日まで。鹿児島市の美術館では「絹谷幸二親子三人展」が開かれ、多くの来場者でにぎわっています。

絹谷幸二さんは奈良県出身で2021年に文化勲章を受章し、南日本美術展の審査委員を務める洋画家です。

石を素材に作品を制作する彫刻家で長男の幸太さんと、「生命」をテーマに日本画を描く次女の香菜子さんとの作品展は全国で初めてで、それぞれの個性が光るおよそ70の作品が並びます。

(記者)「長男の幸太さんが作品の説明をしている。会場には多くのファンや家族連れが集まっている」

この日は長男・幸太さんによるギャラリーツアーが開かれ、「平和」をテーマに制作した作品への思いを伝えました。

「この形はアークでもあるが、戦闘機の翼のようなイメージ」

(来場者中国から)「形が鹿児島っぽい。桜島がど真ん中」

(日置市から)「コイやもみじの色が鮮やかできれいだった。作った人の思いが知れてよかった」

(日置市から)「充実したゴールデンウィークになって親子で楽しめた」

「絹谷幸二親子三人展」は鹿児島市立美術館であす6日まで開かれています。