すべて新型車両「4000系」に切り替えへ
そんな中、福岡市が進めているのが新型車両への置き換えです。

昨年度から、空港線と箱崎線に新型車両「4000系」の導入を始め今年度も61億円あまりを投じて5編成を導入します。
2027年度までに旧型の「1000系」車両を全て新型車両に移行する計画です。
福岡市交通局 施設車両部 村田理 車両課長
「ドア間7席だったものを、6席にしています。この分の余裕を出入口のスペースを広くとって、スペースを生み出している」
荷物が置きやすいように棚が目線の高さに

新型車両は混みあう出入口付近のスペースが広くなっていて、取手やつり革の数も増やしています。
また、荷物が置きやすいように棚が目線の高さにあります。
福岡市交通局 施設車両部 村田理 車両課長
「こちらの新型車両の4000系にだけ準備しているフリースペースと呼ばれているエリアになります」
ただ、新型車両の乗車定員は現行の車両とほとんど変わらないため混雑が大きく緩和されるわけではありません。