今月24日、愛知県西尾市で開かれていたのは月に1度の「盆栽オークション」。

買い付けに訪れた業者から趣味で盆栽を育てる人まで、全国から多くの人が集まりますが、中には海外から訪れた業者も。こちらは中国・上海から来た姉弟です。ベトナム人の顧客に送るための写真を撮っていた男性は…。
(ベトナム出身の業者)
「日本の盆栽は、きれいだから紹介したい」
海外からリモートでオークションに参加する人たちも珍しくありません。最前列に置かれた三脚につけたスマートフォンで盆栽の映像をリアルタイムでチェックするのは中国人だといいます。

このオークションを開いた代表の天野さんが経営する店舗は三重県津市にもあり、販売する盆栽は合わせて2万点以上。その数は国内最大級です!
(盆栽大楽 天野覚 代表)
「コロナの時期から、本人が直接仕入れができなくなって、リモートだったり(日本にいる)通訳を連れて来る人が増えた」
オークションに参入する外国人が増えたことで相場はいったいどうなっているのでしょうか?
(盆栽大楽 天野覚 代表)
「オークションの相場は上がる。5割増し、物によっては倍くらいになっているものも。僕ら(日本の)業者が仕入れようという値段ではない」