いよいよ一般公開を迎えた25日、オープニングセレモニーが開かれ、関係者のあいさつの後テープカットをして開幕を祝いました。
今回の展示は12か国・20人の砂像彫刻家が19の作品を制作し、使用した砂の量は約3000トン。
神話の世界から戦国時代、江戸時代などを経て現代に至るまでの様々な作品が並び、日本の歴史を体感することができます。
安松裕一 記者
「今回の展示は、歴史のほかに、日本が世界にほこる『美』も見どころの1つです」
京都の「平等院鳳凰堂」。
建物の細部もさることながら阿弥陀如来坐像まで緻密に再現されています。
また、本物と同じように庭や池も作られ、水面に浮かびあがる鳳凰堂の姿も印象的です。
そして、海外の芸術家にも大きな影響を与えた「浮世絵」。
北斎、写楽、広重、歌麿の作品がリアルに造形されています。
早速多くの来館者でにぎわいました。