今年のテーマは「日本」です。
砂で作った彫刻「砂像」を展示する鳥取市の砂の美術館で、25日から第16期展示が始まりました。
会場を入って目に飛び込んでくる巨大な砂像、「日本神話 国生みと神生み」。
天まで届くかのような長い階段が臨場感を醸し出す古代の出雲大社に、ヤマタノオロチを退治するスサノオノミコトなど、日本誕生の世界観をダイナミックに表現しています。
そして、会場奥には姫路城、富士山、清水寺と場所も時代も異なる日本を代表する3つの世界遺産が1つの作品に。
幅20メートルを超える大作です。
鳥取砂丘砂の美術館では「砂で世界旅行」と題した展示を毎年行っていて、16回目にして初めて、テーマを「日本」としました。
砂の美術館総合プロデューサー 茶圓勝彦さん
「大阪・関西万博が開催されています。今年は世界から日本が注目される年ということで日本をテーマに選定しました」