向かうのは山の下 2年間の仮住まいへ

これから約2年間を過ごす、次の住まいへ向けて、山の上の水族館から出発しました。

(小寺健太記者)
「生き物の移動先となるこちらでも準備が着々と進んでいます。こちらには約100種類ほどが集まります」

(水族館の職員)
「準備はギリギリです。大急ぎでやってくれていますが、とりあえず生き物を入れてみて、反応とか様子を見てみながら微調整かなと」

高松市中央卸売市場の青果棟跡地で準備が進む「市場水族館」です。約100種類、1000匹の生き物の展示を予定しています。

次々と生き物が到着し、空だった水槽が様々な魚で彩られていきます。まだ、工事の最中ですが、雰囲気は少しづつ、水族館に近づいてきました。

(新屋島水族館 櫻井俊行館長)
「魚の搬入というのも大変で、みんな苦労しながら頑張っています。今まで通り楽しく、思い出の1ページを作れるような場所にしていきたいので、私たちが自分たちで言うのもなんですが、市場水族館が面白いのではないかというのは自信があります」

「市場水族館」は、来月(5月)3日にオープンする予定です。