その後の内部調査で、生花・盛籠代約45万円の着服も判明。被害額は合わせて約132万円となりましたが、元職員は今月すでに全額返済したということです。

着服した理由として、「当時、投資詐欺被害に遭っていた」と話しているということです。

島根県農業協同組合は、21日付で職員を懲戒解雇処分としました。

警察に通報・相談などしましたが、着服された現金はすでに全額返済されたため、被害届は提出しないということです。

同組合は、コンプライアンス意識の低さや葬祭代金の管理不足などが発生の原因とし、今後関係団体・各部署と連携し、今後策定する再発防止策の着実な実践に取り組むとしています。