複数の映画館で4週間以上の有料公開が条件だった

食い違う両者の見解。選考は関市のPRになるかどうかを基準に、市が公平に行ったと主張しています。
(市議)
「なぜ外部の審査員を入れなかった?」
(関市 産業経済部 林清 課長)
「理由はございません」
(市議)
「現地(制作会社)に行った?」
(関市 産業経済部 林清 課長)
「私は行っていません」
(関市 産業経済部 今井田和也 部長)
「私も行っていません」

当時を振り返り、市の担当者は…。
(関市 産業経済部 林清 課長)
「全て結果論になってしまうが、その時の判断は常にベストだと思ってやった」
市は映画を企画した兵庫県の会社「イロハスタンダード」に制作費として、おととし8月と去年12月に1000万円ずつ、合わせて2000万円の補助金を支給しました。ところが…。
(関市 森川哲也 副市長)
「3月末までに複数の映画館において4週間以上有料で公開することが、作品の公募および補助の条件だったが、実行されないことが確実になった」