制作会社は公募の2年前に市に話を持ち掛けていた…

コトの発端は、おととし春。市が観光PRを目的に映画の企画を公募し、採用された作品の1つが「名もなき池」でした。
(制作会社側 代理人弁護士)
「令和5年6月3日にプレゼンとあるが、さかのぼること2年くらい前(2021年)から関市に持ち込み、入念な話し合いがされているプロジェクト。まさしく、むしろ新原が働きかけてやってきた」
市が公募したのは、おととし春ですが、制作会社側はその2年前の2021年に、市に対し映画事業の話を持ち掛けていたことを会見で明かしました。
(映画「名もなき池」 新原光晴監督)
「令和4年7月7日に今井田部長(当時課長)からZoomで会議がしたいと」

一方、市側は…。
(市議)
「補助金の企画はイロハ社(制作会社側)から提案があって作られたもの?」
(関市 産業経済部 林清 課長)
「その点については存じ上げておりません」
(関市 産業経済部 今井田和也 部長)
「オンラインで会議をした記憶はない」