熊本地震の時に経験があるという人も多いと思いますが、災害時に困るのが水、トイレの問題です。
熊本地震では本震の後、熊本市全域が断水したことで給水車に長い列ができ、断水がすべて解消されるのに2週間かかりました。

青谷倫太郎アンカー「当時受け取りに行きましたが、限られた量を飲み水として使うのかトイレを流すのに使うのか迷った記憶があります」
その経験から、熊本県内では「災害用井戸」の設置が進みました。
熊本市は地震の翌年(2017年)に「災害用井戸」の登録制度を設け、井戸を持つ民間事業者など95社と協定を結び、災害時には101か所の井戸を開放するとしています。
このうち肥後銀行は10か所に災害用井戸を設置しています。

では実際に災害用井戸はどのように設置されているのでしょうか。