制作に半年…熱源を邪魔しないようにの友禅は短めに仕上げる

毎田仁嗣さん「世界中の人に友禅に見てもらう機会なので喜びと共に、ロボットなのでどんな事が出来るのかという、期待と不安の両方があった」

着物をまとうのは、体長120センチのアンドロイドのロボット。

熱源を邪魔しないため、着物の丈はあえて短めに仕立てる必要があります。

毎田仁嗣さん「人間なら例えば少し袖が落ちても自分で直せるが、そういったことがないので、やはり人間と違う部分があるので、その辺は気を遣った」

2024年の秋に依頼を受け、製作に要した期間はおよそ半年。

緻密な模様を生み出す糊の製作工程には、伝統工芸を身近に感じてほしいと、地元の子どもたちも協力しました。

完成した着物には、毎田さんのデザインへのこだわりが散りばめられています。