関西テレビの大多亮社長が、4日午後2時半から、23社・計47人の報道陣が集まった中、取材に応じました。 【配信中】大多亮社長が取材に応じる 当時の自身の判断、行動は… 冒頭、午後の臨時取締役会について大多社長から報告があり、きょうづけで関西テレビの社長を辞任したことが発表されました。6月の株主総会まで福井会長が社長兼任するということです。 大多社長は、「元アナウンサーの女性に本当に申し訳なかった。プライベートな問題と考え、万が一のことが起きてはならないという思いで対応してきた」と話しました。
大多氏は、中居正広氏をめぐる「本事案」発生当時はフジテレビの専務で、第三者委の報告書では「経営中枢を担う取締役が『思慮の浅い』経営判断の誤りを犯した」と指摘されています。 フジテレビ第三者委の報告書は(当時の)大多専務について、「本事案への対応方針、女性への対応及び中居氏の出演継続の是非に関する意思決定は、編成ラインのトップ3である港社長、大多専務、G編成制作局長の3名のみで行われた。」と同質性・閉鎖性があったと指摘。 さらに「本事案を番組における『編成ごと』と狭く捉え、番組のことは編成制作局長以上で決めるという、経営リスクの高い案件についての重要な意思決定が、編成ラインの3名のみ、女性が関与しない同質性の高い壮年男性のみで行われたことに驚きを禁じ得ない」と断じています。 さらに報告書は、「港社長と大多専務という経営中枢を担う取締役2名が、極めて「思慮の浅い」経営判断の誤りを犯した」と指摘していました。
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