「しょっぱいものを食べるのが生きがい」と話す安住紳一郎アナ。宇賀神メグアナも「ドレッシングとかいっぱいかけちゃう…」とのことですが、今、“休塩日”という新しい習慣が注目されています。
「無塩」のスナック菓子
厚生労働省の調査によると、日本人の1日の食塩摂取量は〔9.8g〕で、WHOが定める目標値〔5g〕の約2倍!
そんな中、“無塩に振り切った”商品が続々登場しています。
都内のスーパー『Olympic』下丸子店(大田区)をのぞいてみると、まずはお菓子コーナーで「塩を一切使っていないスナック」を発見。

『湖池屋』の「プライドポテト GOLD STYLE 幸せの極みだし 食塩不使用」(160円※オープン価格)は、<ホタテ・牡蠣・昆布・かつお・椎茸>5種類の“だしの旨味”にこだわった塩を使わないポテトチップス。

『カルビー』からも、「Jagabee プレーン」(170円※オープン価格)など3種類の無塩商品が発売されています。

「料理のアレンジがしやすい」と人気
缶詰でも食塩を使っていない商品がズラリ。
THE TIME,マーケティング部 西堀文部員:
「食塩無添加コーンって書いてある。サバの水煮、これも食塩不使用。鶏ささみ、これも食塩無添加なんですね」
『マルハニチロ』からは、「さけ水煮 食塩不使用」(410円)の他、さんま・いわしなどでも食塩不使用の商品が出ていますが、塩味がない分“料理のアレンジがしやすい”と売り上げが伸びているといいます。

また、「シーチキンSmile 食塩不使用マイルド」(はごろもフーズ/167円)は、塩の代わりに“野菜エキス”を配合して旨味をプラス。
同じく食塩不使用の「シーチキンLフレーク」とあわせ、発売から約3年で1200万個以上を売り上げる人気商品になっています。

「休塩日」一旦リセットで体感できること
さらに、調味料や麺類でも!
▼「有機栽培トマト使用 食塩不使用ケチャップ」(ハグルマ/432円)
▼「熟成食感無塩そば」(ベイシア/279円)
▼「国内麦 無塩そうめん」(はりま製麺/260円)

無塩のレトルトカレー「休塩日(きゅうえんび)のカレー バターチキン」(378円※売り切れ次第終了)を販売しているのは、総合食品メーカーの『ヤマモリ』(三重・桑名市)。
いったい“休塩日”とは…?

『ヤマモリ』伊達久美子さん:
「“一度、塩のない食事を”という新たな提案。一旦リセットして塩を摂ると『こんなに濃いものを食べていたのか』と感じたり、『これぐらいの塩でも美味しく感じるんだ』と体感すると、次の減塩生活が一歩も二歩も前に進んでいく」