レシピ色々「無塩料理」の味は?

『無塩普及推進協会』(東京・渋谷区)では、手軽に作れる「無塩レシピ」も数多く紹介しています。
例えば、【決め手は“旨味”無塩チャーハン】

材料(1人分)は、
▼ご飯:200g
▼卵:1個
▼長ねぎ(みじん切り):1/2本
▼生姜(みじん切り):小さじ1
▼ニンニク(みじん切り):小さじ1
▼しめじ(みじん切り):1⁄4パック
▼小ねぎ (小口切り):少々
*鰹節の粉:小さじ1
*昆布ダシ:大さじ1
*ごま:少々
*黒コショウ:小さじ1~
*ゴマ油:大さじ1

ポイントは、塩分の代わりに「旨味」を使うところ。

〔1〕ゴマ油をひいたフライパンに、長ねぎ・生姜・ニンニクを入れて少し焦げ色がつくまで炒める
〔2〕しめじを加える⇒【キノコの旨味で塩味の物足りなさをカバー】
〔3〕全体的に焼き色がついたら、溶き卵とご飯を足し強火で炒め、なじんだら黒コショウをふる
〔4〕鰹節の粉・昆布ダシを加えて混ぜたら完成⇒【醤油・塩を抜く場合は、ダシの旨味で補う】

西堀部員:
「思っていたよりしっかり味が付いていて鼻に出汁の香りが抜ける。チャーハンのスパイシーさとすごい良いバランスになっています」

ゴマ香る「無塩ドレッシング」レシピ

無塩料理を作る際は、他にも「ハーブ」「スパイス」「ワインビネガーやレモンなどの酸味」で置き換えてもOK。
これを応用すれば、市販されているドレッシングの無塩バージョンも自宅で作れます。

【無塩ゴマドレッシング】(1人分)
▼練ゴマペースト:大さじ1と1⁄2
▼すりごま:大さじ1⁄2
▼サラダオイル:大さじ1
▼酢:大さじ1
▼砂糖:大さじ1
▼みりん:大さじ2

塩の代わりに使うのが「みりん」。煮てアルコール分を飛ばし、他の材料と混ぜ合わせれば完成です。

西堀部員:
「美味しい。普通のドレッシングよりゴマの良い香りがする。ゴマがすごく引き立っています」

“休塩”という新しい習慣。一度試してみても良いかもしれません。

(THE TIME,2025年3月26日放送より)