大分県竹田市の豚肉の生産量は県内トップを誇ります。その竹田市で地元産豚肉の認知度アップと消費拡大に向けた食のイベントが始まりました。

豚肉でまちおこし

竹田市で20日から始まったイベント、その名も「豚(とん)で城下町」。市内9店舗で地元産豚肉を使った料理を提供しています。「竹田丸福」で楽しめるのが、ボリュームたっぷり「ダブルカツ丼」(1250円)。地元の米500グラムの上にのっているのは県産ブランド豚「米の恵み」のとんかつ100グラム2枚。総重量1キロの豪快などんぶりです。

(来店客)「シンプルに多いということで、味ももちろんおいしいです」「卵とカツが合わさっていてとても熱々でおいしいです」

竹田丸福 高松哲也店長:
「ダブルカツ丼はインパクトが結構すごいので、それを1回頼んでみたいという方が多いので、イベントを始めてから、その前と比べると1.5倍ほど増えています」

丸福といえば、からあげをはじめ鶏肉料理でおなじみですが、とんかつやみそかつなど豚肉料理にも多くのファンがいます。豚肉をテーマにした今回のキャンペーンには地元の人も期待を寄せています。

竹田丸福

(来店客)「これをきっかけに竹田市に来ていただいて、他の魅力とかも知っていただければ、すごくいいキャンペーンになると思います」

イベントが企画された背景にはある狙いがあります。

まちづくりたけた 工藤隆浩専務:
「竹田市は大分県の中で豚肉の生産量がダントツ。意外とみなさんがそれを知らなかったので、その豚肉をもっと知ってもらいたいというのがきっかけです」