サイエンスホールディングス 青山恭明会長 「人間洗濯機」にかける思いとは!?

サイエンスホールディングス 青山恭明会長:
小学校4年生の時、人間洗濯機っていうものを見て、大阪の下町育ちだが、55年前は自宅にお風呂がある家など、ほとんどなかった時代。風呂に入るのは銭湯へ行くもんだ。そんな時代にあんなカプセルがあって、人が入って、みた瞬間「これから人間、体洗わんようになるんか」もうあのときの衝撃っていうのは、ずっと頭に残っていました。

――1970年の大阪万博とは、どういう体験だったのか。

サイエンスホールディングス 青山恭明会長:
未知の体験というか、もう世の中の風景が僕は変わった。「日本の未来ってどうなるんやろ?」と思った。6年前にまた55年ぶりに時を経て、大阪の地へやってくるとなった瞬間に迷いもなく、6年後の大阪・関西万博に「ミライ人間洗濯機」という70年万博のレガシーとして我々絶対出ると。万博から社会は変わる。前の万博で出たものは全て現代社会で社会実装された。悔しい思いを持っていた。「人間洗濯機だけは、できなかった」と言われ続けてきた。ミラバスに浸かって手にミラブル持って顔・頭・口を洗ったら、お風呂は終わり。現代版の人間洗濯機は既にできている。

――今度の万博に出ないという選択肢はありえなかった?

サイエンスホールディングス 青山恭明会長:
ありえないです。

青山会長が小学校4年生の時に見た「人間洗濯機」。その開発者が「人間洗濯機」に対する思いを語った。