国民生活センターによりますと、スマートフォンやインターネットを利用する人は、60代で78.3%、70代で49.4%。
それに伴い、故人がネット上に保有していた資産のデータやサブスクの契約サービスなど、いわゆる「デジタル遺品」に関する相談が寄せられているといいます。

ー60代男性の場合ー
「亡くなった兄は、生前にネット銀行で口座を開設していたようだ。契約先を確認するために、携帯会社に画面ロックの解除を依頼したが『初期化はできるが、ロック解除はできない』と言われた。」

ー80代女性の場合ー
「夫が亡くなり携帯電話を解約した。その後、クレジットカードの利用明細書にサブスクの請求があるのを見つけ、事業者に問い合わせると『IDとパスワードがわからなければ、すぐに解約はできない』と言われた。」