40代50代の3位「登録販売者」 時給アップも

熊崎キャスター:
40代から50代の人気の資格講座の3位「登録販売者」というのは、薬の販売に関する資格です。
薬剤師は、第1類、第2類、第3類のすべての薬を扱うことができます。第1類というのは、副作用などが強いものです。
登録販売者は、第1類以外の一般用医薬品の販売が可能で、購入する人への情報提供や相談対応も行うということです。
もともと、薬剤師が不足していたことで、こういったシステムが生まれたということですが、非常に人気になっているそうです。
人気の理由について、通信教育講座・資格のキャリカレ担当者は「資格手当が付くことが多い」と話します。
時給アップする人も非常に多いそうで、例えば、薬を扱うようなコンビニエンスストアでは「月5000円から1万円」、ドラッグストアでは「時給+90円」などになっているということでした。
※求人情報のHPより
資格は、実務経験が必要なく、数か月の勉強で取得も可能ということです。
井上キャスター:
今の転職市場でも、履歴書に資格の欄があって、その資格ごとに「月1万円アップ」「月3万円アップ」など、それが加味される時代になっていますよね。
萩谷麻衣子 弁護士:
人生が長くなってきて、後半は違うことをやろうというのも良いと思います。
ある程度、年取ってからやることによって、それまでの人生経験のすべてが活かせるところもあるので、40代、50代になって資格を取っていくのは悪くないと思います。
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<プロフィール>
萩谷麻衣子さん
弁護士
結婚・遺産相続などの一般民事や、企業法務を数多く担当