トランプ大統領がカナダとメキシコに翌日から25%の関税を課すと表明したことを受け、3日のニューヨーク株式市場でダウ平均株価は一時、900ドルあまり急落しました。

3日のニューヨーク株式市場では、朝方、買い注文が先行したものの、午後にトランプ大統領がメキシコとカナダに課すとしている25%の関税について、予定通り4日から課税すると表明すると、景気の先行きへの不安が強まり、売り注文が急速に広がりました。

ダウ平均株価は一時、900ドルあまり急落し、結局、先週末よりも649ドル67セント安い、4万3191ドル24セントで取引を終えました。

また、トランプ大統領が外国為替市場で円安・ドル高が進みすぎていると問題視する発言を行ったことを受け、円相場は一時、1ドル=150円台前半から149円台前半へ1円ほど円高に振れました。