他局のライバルが成長しても構わない
主催した「福岡メディア批評フォーラム」の代表、九州朝日放送(KBC)の臼井賢一郎さんのあいさつです。
KBC臼井賢一郎解説委員長: みなさん、こんにちは!九州・沖縄の制作者が集まって、率直に話し合う機会が設けられたことを、大変喜ばしく思っています。日常的なニュースをやるミニ番組から、30分のドキュメンタリー、そして60分番組。存分にテレビの凄みを感じる場になると思っています。堀川惠子さんは元々テレビのご出身。全部知り尽くしてらっしゃる方とのディスカッションもできる、非常に貴重な機会ですし、確かなものをそれぞれが感じ取って、それを落とし込む作業を日常に持っていくことができれば、本当にいい機会になると思います。素晴らしい2日間にできればと思います。
僕らの活動は局の垣根を越えているのです。
ライバルとなるディレクターがどんどん成長していくかもしれない。
それも含めて、福岡のドキュメンタリーシーンの底上げになるんじゃないかと続けてきて、今回はエリアを拡大しました。

「ミニ番組」部門は、各系列からニュースの企画リポートを上映。
KBC『天才ひょっとこ少年』、テレビ西日本(TNC)の『大晦日の救急病棟』など、5分間の番組を観て、制作者が堀川さんと話し、会場からの質問も受け付けます。
「30分番組」は、NHKザ・ライフ『ルポ警固公園~私の声を聴いてほしい~』。
そして、メインとなる1時間の「特集番組」は、KBC『軽バンガール~私がこの道を進むワケ~』で、軽バンに乗って移動しながら暮らしている20代の女性を追いかけた番組を上映しました。