作業効率だけでなく、ヒューマンエラーによる発注ミスが無くなったことで、売れ残り減少にもつながっていると言います。

急な天候の変化などイレギュラーな状況では、人間の手で修正も必要ですが、そうしたケースも一つ一つを学習、進化し続けるのがAIの強みです。

マルイ情報・マーケティング部 安藤直人部長
「モデルの精度をもう少し向上させていくっていうところがあると思います。やはりAIもそうでしょうし市場の動向というのもどんどん変化してきているところがありますので、そういったものを捉えながらモデルを再構築していくっていうところが必要になってくると。」

今後はさらに予測が難しいとされているパンや総菜などの売れ行き予測にも活用できるように、精度の向上を目指します。

さらなる競争激化が予想される小売業界。
生き残りのための挑戦は続きます。

マルイ情報・マーケティング部 安藤直人部長
「少子高齢化が進む地域は日本全国色々なところありますけれど、弊社の商圏もまさしくそこに該当しますので、先行して取り組みさせていただいて、ここから醸成していく期間になっていくかなと、来るべきときにそれが100%発揮できるような準備をしていくというところで、考えて実施しているという形です。」

止まらない労働人口の減少。
ここ山陰でも小売業に限らず、AIとの共存がさらに必要になってくるかもしれません。