川の水から目標値の60倍の値が…
三重県四日市市で、PFASの調査を行っている市民団体の森下さんにお話を伺いました。
(大石アンカーマン:以下大石)
「大きな半導体工場がありますがここでも調査をした?」
(四日市公災害市民NET 森下裕二 共同代表)
「この排水溝(No.1)は、国の目標値からいくと3倍、150ナノグラム前後の値が出ている」

国の暫定目標値は水道水や地下水1リットル当たり50ナノグラム。
地元の半導体工場の排水からはその3倍近いPFASが検出されました。
(四日市公災害市民NET 森下裕二 共同代表)
「機械やポンプや配管にPFASが堆積してなかなか離れない。だからいまだに出てくるんだろうと」
現在工場では、規制対象のPFASを使っていませんが、いまだに排水に含まれているのです。さらに山間部では…。

(四日市公災害市民NET 森下裕二 共同代表)
「こちらの枝流だけで3か所測りました。まずこの辺りで3000を超える値が出た」
川の水から目標値の60倍の値が検出されました。

(周辺の住民)
「何か怖い」
「分からない、色もついていない」