2月5日 18:50 能美市で70代女性が川に転落 軽傷
石川県によりますと、能美市で70代女性が除雪作業中に川に転落し、腰に軽いけがをしました。大雪による石川県内のけが人は2人となりました。
15:40 5日夜からピークに 8日ごろにかけて大雪続く
石川県内は大雪となっていて、このあと6日にかけて雪のピークを迎えるでしょう。
6日夕方までに降る雪の量は、加賀地方の平地で25センチ、山地で60センチ、能登地方の平地で30センチ、山地で40センチと予想されています。
その後、7日夕方までさらに平地で最大20センチ、山地で最大50センチと雪の量が増えるでしょう。
強い冬型の気圧配置は今後も続く見込みで、石川県内は8日土曜日ごろにかけて警報級の大雪となるおそれがあります。このあとも交通障害に注意・警戒してください。
12:45 特急列車のブレーキ凍結 金沢駅ではポイント故障
JR七尾線の特急「能登かがり火」2号は、5日午前7時前、七尾駅の発車前に乗務員が点検を行っていたところ、ブレーキや車輪部分に雪が付着して凍結しているのが見つかり、運転を取りやめました。また大雪の影響で金沢駅と高松駅の間で普通列車2本が運休しました。
IRいしかわ鉄道は、午前8時40分ごろ、金沢駅構内で線路を切り替えるポイントが故障したため、金沢駅と富山駅を結ぶ普通列車2本が運転を取りやめたほか、一部列車に最大でおよそ1時間の遅れが出ました。
北陸新幹線は平常通り運行しています。JRは、他の交通機関の運行状況を踏まえて、今後、新幹線の需要増加が見込まれるとして、東京~敦賀間で5日午後、臨時列車を上下1本ずつ運転することにしています。
北陸鉄道によりますと、金沢と輪島や珠洲を結ぶ特急バスと、名古屋・新潟を結ぶ高速バスはきょう全便が運休します。
空の便は、小松と福岡を結ぶ2便が欠航します。
北陸自動車道は、福井県から滋賀県にかけてきのう夕方から通行止めになっていましたが、5日午前8時すぎに解除されました。金沢市と富山県小矢部市を結ぶ国道359号は、立ち往生が発生する可能性があるとして、2日夕方から通行止めとなっています。また珠洲市の国道249号も、地震で隆起した海底部分に整備された道路で高波の影響があるとして、4日午後6時から通行止めとなっています。
このほか県内の北陸自動車道や国道8号、のと里山海道はこれまでのところ目立った影響はありません。
12:27 北陸新幹線は需要増見据え臨時列車
JR西日本は、大雪による他の交通機関の運行状況を踏まえて、今後、需要の増加が見込まれるとして、北陸新幹線の東京~敦賀間で5日午後、臨時列車を上下1本ずつ運転することを決めました。
11:50 8日(土)ごろにかけて再び警報級大雪のおそれ
石川県加賀地方に発表されていた大雪警報は注意報に切り替わりましたが、8日(土)ごろにかけて強い冬型の気圧配置が続く見込みです。再び警報級の大雪となるおそれもあり、このあとも交通障害に注意・警戒してください。
強い冬型の気圧配置とこの冬一番の寒気の影響で、石川県内は断続的に雪が降っています。午前11時時点の積雪は、白山河内で95センチ、加賀中津原で47センチ、金沢で20センチ、七尾で15センチとなっています。
6日正午までに降る雪の量は、加賀地方の平地で30センチ、山地で80センチ、能登地方の平地で40センチ、山地で50センチと予想されています。その後、7日正午までにさらに平地で20センチ、山地で最大50センチなど、雪の量が多くなるでしょう。
気象台は5日午前9時半すぎ、加賀地方に出していた大雪警報を注意報に切り替えましたが、8日(土)ごろにかけて強い冬型の気圧配置が続く見込みで、再び警報級の大雪となる可能性があります。このあとも交通障害に注意・警戒してください。
10:39 加賀地方で臨時休校相次ぐ
大雪の影響を受け、石川県内では5日、臨時休校や授業の短縮などの措置をとる学校が相次いでいます。
小松市、加賀市、能美市はすべての小中学校で、金沢市では2校が臨時休校しました。小松市は6日もすべての小中学校で臨時休校する予定です。
金沢市、野々市市、川北町の合わせて18校が授業の開始時間を遅らせるや、授業を早めに打ち切るなどの対応をとります。
公立高校は金沢二水、小松、大聖寺など15校が臨時休校しました。このほか7校で授業時間を短縮するなどの措置がとられました。
また特別支援学校4校も臨時休校しました。
2月5日 08:34 6日朝まで最大100センチ 引き続き注意・警戒
この冬一番の強い寒気の影響を受け、石川県内は6日昼前にかけて平地でも警報級の大雪となるおそれがあります。大雪による交通障害に警戒してください。
各地の積雪は午前8時の時点で白山河内で92センチ、加賀中津原で45センチ、金沢で19センチ、七尾で14センチを観測しています。
北陸地方の上空およそ5000メートルには、マイナス36度以下のこの冬一番の強い寒気が流れ込んでいて、石川県内は6日昼前にかけて、平地・山地ともに警報級の大雪となる可能性があります。
6午前6時までの24時間に降る雪の量は、いずれも多い所で加賀地方の平地で40センチ、山地で100センチ、能登地方の平地で40センチ、山地で50センチと見込まれています。
さらにその後、7日朝までの24時間でも、加賀地方の平地で20センチ、山地で70センチ、能登地方の平地で20センチ、山地で30センチが予想されています。
強い冬型の気圧配置は8日(土)ごろにかけて続く見込みで、積雪がさらに増えることも予想されます。大雪による交通障害に注意・警戒してください。
能登半島地震や豪雨で被害を受けた家屋では、積もった雪の重みによる倒壊にも注意してください。気温も低い状態が続きます。車を運転する際は路面の凍結にも注意が必要です。大雪に関する今後の気象情報に注意してください。