少しずつ手話も覚えて・・・

現在、千尋ちゃんは補聴器を付けて生活していて、日常の会話では手話を使うこともあります。

千尋ちゃんの母 満生雛子さん
「よくやってますね。最近はパパって言う手話もほとんどできるようになって、すごく増えてきたね。もう『おはよう』とか完璧で、朝起きたらいつも自分でしています」

千尋ちゃんは、月に2回、言語聴覚士から手話や言葉を学ぶ療育に通っています。

まだ1歳で理解できる言葉も少ない千尋ちゃんは、遊びの中でコミュニケーションの取り方を学びます。

言語聴覚士 大塚裕美子さん
「ちょうだーい。先生もしたい」

「どうぞ」

「(手話で)上手」

最初は補聴器に慣れるところからスタートし、段々と使える手話も増えてきています。

言語聴覚士 大塚裕美子さん
「ボールを入れてみたり、絵本とか実物とか模型を使ってちょっとでも興味を持ってやっていけるように。楽しんでいつもにこにこ笑顔でやってます」