6434人が犠牲となった阪神・淡路大震災の発生から17日で30年です。この阪神・淡路大震災で被災した男性が、仙台市内の高校で教員をしています。東日本大震災の被災地でボランティア活動もした男性は、生徒たちに30年前の経験を伝えるとともに災害に備えることの大切さを訴えています。

高校3年の時に起きた阪神・淡路大震災

宮城県第二工業高校 岡田卓也教諭:
「ベッドで寝ていたけど、ドーンと突き上げるような縦揺れ。ベッドが吹き飛ばされるのではないかと、うつ伏せになりながらベッドにしがみついていた」

仙台市青葉区の県第二工業高校で2年生の担任を務める岡田卓也さん(48)です。16日、ホームルームで阪神・淡路大震災ついて話しました。

神戸市出身の岡田さんは、高校3年生の時に阪神・淡路大震災で被災。同居する家族4人は無事でしたが、自宅は全壊し近くの避難所に身を寄せました。