地下水が豊富に湧き出る石巻市の河北地区では、江戸時代から栽培が始まったセリの収穫が盛んに行われています。

宮城県石巻市の河北地区では、江戸時代からセリの栽培が続いていて、10月上旬から始まった収穫はいま最盛期を迎えています。

農家の人たちは冷たい水に腰まで浸かり、「河北せり」のブランド名で出荷するセリを、根元から手際よく摘み取っていました。2025年は成長期となる11月の気温が低く、例年に比べやや小さいサイズとなっていますが、出来は上々だということです。

「シャキシャキ感のあるおいしいセリだと思う」
「洋食、和食なんでもセリを使うようなレシピが出ているのでいろいろな味を楽しんでほしい」



収穫したセリは選別作業を行った後、地元の農協に出荷されます。「河北せり」の収穫は2026年2月ごろまで続きます。














