岡山県は各部局が財政当局に求める2025年度の当初予算要求額を取りまとめました。過去10年間では2023年度に次ぐ2番目に高い額となっています。

新年度当初予算案の要求額は一般会計が約7767億3500万円で前の年度より約262億円増加しています。重点項目として結婚子育ての希望が叶う社会の実現へ向け、少子化対策推進事業や教育の充実など、第4次晴れの国おかやま生き活きプランに基づく予算として約126億6千万円を要求しています。そのほか、インバウンド需要への対応など岡山空港の利便性向上に向けた基本計画策定などの新規事業を掲げています。

(伊原木隆太岡山県知事)「少子化対策をはじめ、私の思いに沿って人口減少問題に的確に対応し、本県の持続的な発展に結びつけるための予算が要求されていると考えております」

また、大阪・関西万博を活用した観光客誘致に関する事業でも予算が要求されています。