東京都の小池知事は、「少子化対策」として無痛分娩の助成に続き、大学生などを対象に、留学費用を助成すると打ち出しました。「課題を“爆速”で解決する」と意気込む小池知事の狙いは?
SNSでは“都民の義母”の声 小池知事、少子化対策を拡大
60代
「どんどんやったほうがいいんじゃないですか。色んな視野も広がるし」
誰よりも先に繰り出される“新たな一手”。

東京都 小池百合子 知事
「都民ファースト、都民が第一の視点で課題を爆速で解決していく、それに尽きます」
小池都知事が“爆速”で取り組んでいるのが「少子化対策」です。SNSではこんな呼び名まで…
「ありとあらゆる支援策出して最強の義母」
「もはや都民の義母になりつつある…」

知事が新たに打ち出したのが、大学生などを対象とした「留学費用の助成」。
アメリカの大学に1か月留学する場合、総額110万円の費用がかかるそうですが…

東京都 小池百合子 知事
「自己負担を20万円に抑えることができるという、そういう予算でございます」
渡航費や授業料など最大90万円を助成するというのです。留学が1年間の場合には最大で315万円の助成に。しかも、所得制限はナシ。
都民(40代) 娘6歳
「それだったら、ちょっと留学とかも考えたいなとは思っています。そういう補助が出るなら」
都は今年「募集」などを行い、来年の夏以降に留学先への「派遣」を始めたいとしています。