排水管も被害を受け、風呂の排水がうまくできないのも悩みの種の一つです。

「流れないの。水がくるぶしまでくるんですよ。これ毎日」

能登半島地震から1年。
液状化現象による被害の多かった新潟市西区では解体された建物もあり、寺尾地区に住む笠原和子さん宅周辺の景色は変わりました。

しかし、自宅の方に傾いてきたままの隣のアパートは、住人はいなくなったものの、取り壊されずに残されたままです。

「怖いですよね見た目。人が住んでいないからいいのかもしれないけれど、周りからはやっぱり怖いですよね」
「これだけお金かけて家の傾き直したのに、これがガーンと倒れてきたらショックですよね…」