どっち?「こまめに電源オンオフ」or「つけっぱなし」

ポイント(1)こまめな電源オフが電気代高騰につながるかも…
先述したように、エアコンは設定した温度に達するまでが一番電力を消費します。ダイキンの実験によりますと30分程度の外出であれば、室内の温度が大幅に下がることはないため、スイッチを切るよりも“つけっぱなし”の方がお得だといいます。(※実験は最高気温7.8℃、暖房24℃、風量自動の場合。外気温、設定温度と室温との温度差などにより変動)

「節約のため」と思って、こまめに電源をオフにする行為が、時に電力を消費してしまっているかもしれません…

画像提供:ダイキン

ポイント(2)室外機の前には何も置かない!
室外機は、前面から外気を吸い込んでいるのかと思いきや、実は後ろから外気を取り込み、その中から熱を奪って、あたたかい空気を室内に届けています。
前面からは、あたたかい空気を届けた後の冷たい空気が出ているため、室外機の前などに物を置いていると、その冷たい空気が後ろにまわり込んでしまい、結果的に暖房の効率が落ちることにつながります。

雪が降る地域では、室外機まわりに雪が積もってしまうことがあるかもしれません。空気の通り道を確保して、効率よくエアコンを稼働させるため、エアコン専用ブレーカーをオフにした上で、室外機まわりの雪を取り除いておきましょう。