時計は「箱・保証書」の有無、 金製品は「重さ」が高価買い取りの決め手
名古屋発のリユース企業「コメ兵」は、主に中古ブランド品を扱っています。
2024年11月には、松坂屋やパルコを運営する「J.フロントリテイリング」と、中古ブランド品を買い取る新会社の設立を発表。百貨店の中に出店し、ブランド品の買い取りを強化します。

(コメ兵 広報・田口玲子さん)
「最近、金の高騰などもあって、ジュエリー、宝飾品を持ち込む人が、秋から劇的に増えている」
この日も、買い取りセンターには続々とお客さんが。
亡くなった母の遺品整理をしに来たという70代の男性が持ってきたのは、腕時計、ジュエリー、財布など。
未使用のカルティエの財布は、5000円の査定。ピアス、タイピン、指輪のジュエリーは、3点で4万3000円。
担当者によると、ピアスは18金で、金の価格高騰もあり、しっかり値段をつけられるとのこと。

初めて中古品を売りに来たという60代の女性が持ってきたのは、使わなくなった指輪。査定結果は、7つで24万5000円。
担当者によると、ジュエリーで重要なのは材質とのこと。金の純度や重さなどで値段が決まり、宝石によっては値段が付かないものもあるのだとか。

(コメ兵 ブランドバッグ担当・高澤龍二さん)
「時計に関しては、箱・保証書の有無で買い取り金額に差がついてしまう。金製品は、重さで量っていくので、切れているネックレスや片耳のピアスでも買い取りできる」