「自分の味方でいてくれた娘だった…」被告人質問で母親が語ったことは
起訴内容などによりますと、八戸市柏崎4丁目の無職・宮本菜々美被告(22)は、内縁の夫で同居する関川亮被告(32)とともに2024年1月、5歳だった娘の望愛(のの)ちゃんを浴室で服を着せたまま水をかけて、約4時間半放置して死亡させた罪に問われています。

27日に行われた被告人質問で宮本被告は「辛い思いも苦しい思いもさせたが、それでも自分の味方でいてくれた娘だったので、死なせてしまって申し訳ない」と述べました。

その後、検察側から浴槽で倒れている娘の発見後に消防への通報で「風呂で溺れた」とうその説明をしたことについて問われました。
宮本被告は、当時の意図を覚えていないと話した上で「内縁の夫を守りたかったのではないか」と振り返りました。

また、同じ罪で起訴されている関川被告が事件以前から娘にしていたとされる虐待を止めなかった理由について「別れるのが怖かったし、内縁の夫がいなければ生きていけないと思った」と説明しました。

裁判は28日に求刑、そして12月10日に判決が予定されています。