農業に関心に持ってもらおうと、農家と消費者が語り合い、ランチを楽しむ会が先日、広島市内のレストランで開かれました。腕を振るったのは、自らも野菜を作る 北村英紀 さん。“耕すシェフ” が作る地産地消ランチは農業の希望の種となったのでしょうか。

北村さんは、広島で活躍するイタリアンシェフです。薬味のゆず胡椒も地産地消です。この日、北村さんが経営するレストランで「食と農」をテーマにしたイベントが開かれました。

県内6人の農家が、農業の現状を語り、それぞれの食材を使ったランチを食べることで消費者に農業への理解を深めてもらう趣旨です。

主催は畑と食卓を結ぶ活動をするグループ「むすぶ広島」。食材の魅力の発信役が北村さんです。

「むすぶ広島」 花井綾美 さん
「野菜をよく知るプロならではの、『こんな料理になるんだね!』という驚きもあり、それをまたご自身の台所に持ち帰って活かしてもらったら、また野菜に対する思いも深まっていくのではないか」