「野菜は鮮度が1番」地産地消にこだわる理由

北村さんは2年前から広島市安佐南区祇園の畑を借りて野菜を作っています。

先生役は地元の農家です。この日は、カブの間引き菜を収穫しました。

北村英紀 シェフ
「地産地消にこだわるっていうのは、野菜っていうのは鮮度が一番だと思う。鮮度があれば、いろんな料理にしても、いろんなレパートリーができる」

北村さんにとって、この地で農家が作る野菜も魅力です。その代表格が伝統野菜「祇園パセリ」です。

高齢化で、農家の数は30年前の4分の一に減りましたが、今も20軒ほどが作っています。

「きめ細かいですね。おいしいし、雑味がないし」。パセリを一口食べると、「使わせていただきます」と伝えました。